イラストレーターのsawaさん
動物や植物、人間も一緒に幸せそうに過ごしている作品を描かれます。
そんなsawaさんの創作の原点に触れる為に、いつもの散歩コースの取材をさせてもらいました。
まずは近所の原っぱを娘のすみれと一緒に散策。

大きなどんぐりの木があり、いつも綺麗などんぐりや葉っぱを集めているそうです。


散歩コースを案内してもらいながら
制作について色々と質問させてもらいました。
Q 作品制作は、最初に何から考え始めますか?
A ワクワクする出来事です。
Q 作品づくりを始めたきっかけは何ですか?
A 子どもの頃から想像することが大好きで、想像する楽しいことを形にするために絵を描きました。
Q 作品が完成するまでの工程を教えてください。
A テーマを決める→資料あつめ(いろんな場面を想像する、いろんな角度から調べる)→下絵(人や動物のポーズは子どもにモデルになって同じポーズをしてもらって、観察しながら描く)→色づけです。
例えば、オーロラを引っ張っている場面を描くときは、そんなことは現実にないからしぐさがわからないので、子どもに押し入れのお布団を引っ張り出してもらってそのポーズを参考に描く。実際にないものも想像して、工夫して、何かを見たてて描いています。
今回のゆめの風船屋のメインビジュアルの作品は、ここの景色を参考にされています。

少し先のため池に移動します。
sawaさんは、この道が大好きだそうです。

Q 素材や技法について、知ることで作品の見え方が変わるポイントはありますか?
A 人や動物を描くうえで、目の表情を大切にしています。息をとめながら集中して、やさしい表情になるよう自分も笑顔の表情をつくりながら目や口をいれますが、うまくいかなかったときは何度も消して描くこともあります。

Q 制作環境で大切にしていることは何ですか?
A 心を穏やかに整えて、自分がリラックスできる環境で描いてます。
Q 制作や技法の中で大切にしていることはありますか?
A 想像の世界であっても、ちゃんと見る人が想像できるように、間違いがないように描きたいと思っています。
Q 作品を通して表現したいこと、伝えたいことはありますか?
A ワクワクした出来事、残しておきたい記憶、大切な時間を描いています。そんな世界を楽しんでもらえたり、やさしい気持ちになってもらったり、心がほぐれる時間になればすごくうれしいです。


ここでsawaさんのお父さんと合流して犬の散歩。
sawaさんのお父さんは、27年前に定年されてから蜻蛉玉の作家をされています。
今回はsawaさんの絵を立体にしたガラスのオブジェをお父さんが制作されているので、工房の「きりん」にも訪問させてもらいました。
sawaさんの絵がお父さんの技術で立体に。



ピアスも制作しています。

sawaさんの制作を支える心強い2人

sawaさんのこどもが小さい頃
家の敷地内に秘密基地も作っていました。



自然の中で暮らしているからこそ
優しい作品が生まれるのかもしれません。
実はsawaさんと私は大学の同級生で20年以上の付き合いです。
学生時代から分け隔てなく人に接して、堂々とした美しさがありました。
そんなsawaさんは、帰りの田んぼを見て
秋になって、稲穂が黄金色になる景色が大好きだと教えてくれました。

最後に作品を見てくださる方へ、メッセージをお願いします。
想像をふくらませてもらったり思い出を懐かしんでもらったり自然の楽しさや四季を感じてもらったり、あたたかい気持ちになってもらえたら嬉しいです。作品ひとつひとつに大切な物語があります。そんな話も聞きにいらしてください。
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